騒音の苦情を伝える内容証明の文例・書き方
近所の騒音をやめてほしいとき、内容証明で書面を送る方法があります。この記事では、書く前の準備から送る流れ、記入例までを順番に説明します。
隣や近所から聞こえる音で、眠れない、落ち着かないといった悩みは、毎日の暮らしに響きます。直接言いにくい、言っても変わらないという場面もあります。まずは、いつ、どこから、どんな音がするのかを整理しておくと、あとで伝えやすくなります。
書面で申し入れると、伝えたいことを落ち着いて整理でき、感情的なやり取りを避けやすくなります。内容証明は、いつ、誰が、誰に、どんな内容の文書を出したかを日本郵便が証明する制度です。ただし、文書の内容が正しいことや、相手に音をやめさせる効力を証明するものではありません。
書く前に、相手の氏名と住所、自分の氏名と住所を確認します。音がした日や時間帯、音の種類を記録したメモがあると、文章を書くときに役立ちます。管理会社や自治会に伝えたことがあれば、その日と内容も書き出しておきます。書面では、事実と希望を分けて書きます。
e内容証明は、利用登録をすると24時間受け付けています(メンテナンス時を除く)。文書はWordファイル(A4縦)で作り、1通5枚までです。受取人1名でA4 1枚なら、料金は1,295円で、支払いはクレジットカードです。窓口で出す場合は、同じ文書を3通用意します。
差し出すと、差出人の控え(謄本)が残ります。なくさないように保管しておきます。配達証明を付けると、相手に届いた日を郵便局が証明します。送ったあとも、音がした日時のメモを続けます。相手から連絡があったときは、その日時と内容も書き留めておきます。
記入例
日本郵便のe内容証明の書式(A4・余白・1行の文字数)どおりに組んだ例です。人名・住所・口座・金額は架空のものです。
内容証明の文書を、質問に答えるだけで作れます
e内容証明の規定(余白・文字・枚数)に合わせた文書ができあがり、自宅から24時間差し出せます。文面づくりとプレビューは無料。
よくある質問
- Q. 騒音の苦情は内容証明で出す必要がありますか?
- 必須ではありません。普通の手紙や、管理会社を通した連絡という方法もあります。内容証明は、出した事実と内容を記録に残したいときに使う方法です。
- Q. 内容証明を送れば騒音は止まりますか?
- 内容証明には、相手に音をやめさせる効力はありません。相手に真剣さが伝わることはありますが、止まるかどうかは相手の対応しだいです。
- Q. e内容証明で送ると費用はいくらですか?
- 受取人1名・A4 1枚の場合、料金は1,295円です。2枚目以降は1枚ごとに366円が加わります。配達証明は350円、速達は300円が追加になります。
- Q. 相手の名前が分からないときはどうしますか?
- 一般的に、宛名には相手の氏名と住所が必要です。分からないときは、まず管理会社や大家さんなどに、伝えてよい範囲で確認する方法があります。
- Q. 本文にはどんなことを書けばよいですか?
- 自分の立場、困っている音の内容、やめてほしい行動、返事がほしいことを短く書きます。音の種類や時間帯は、事実だけを具体的に書きます。感情的な言葉は避けます。
- Q. 郵便局の窓口でも出せますか?
- 出せますが、内容証明を扱う郵便局は一部です。同じ文書を3通(相手用・差出人用・郵便局保管用)用意し、1行の字数や行数の決まりも守ります。
- Q. 配達証明は付けたほうがよいですか?
- 配達証明は、相手に届いた日を郵便局が証明するオプションです。追加で350円かかります。届いた日を記録に残したいかどうかで考えるとよいでしょう。
- Q. サシダスではどんなことができますか?
- サシダスは、用途を選んで質問に答えると、e内容証明の規定に合ったWord文書ができる民間サービスです。書式は弁護士が監修しています。利用料は1通2,980円(税込)で、郵便料金は別に日本郵便へ支払います。日本郵便とは提携していません。